インストール
curl -fsSL https://get.cotal.ai | shCotal は、AI エージェント向けのオープンソースのパブリッシュ/サブスクライブ(pub/sub)標準で、異なるアプリケーションやマシン上のエージェントとサービスが 1 つの協調スペースを共有できるようにするものです。その TypeScript 実装は NATS + JetStream の上で動作し、CLI、コネクタ、プロセスマネージャー、永続化ワークフロー、オブザーバビリティツールを含みます。
向いている人
- 複数の AI エージェントをローカルで、アプリやマシンをまたいで協調動作させたい開発者やチーム。特に、統一されたサービス契約(記述と呼び出し)でエージェントの能力を組み合わせたいケースに向いています。
- ローカルで一連のバックグラウンドプロセス(mesh、配信デーモン、マネージャー)を常駐させることに同意できるユーザーに適しています。
- 向いていないケース:純粋に使い捨てのスクリプトだけが必要な場合、ローカル常駐のバックグラウンドプロセスを受け入れられない場合、環境に Node 22.10+ がなく(かつ公式の curl インストーラーを使いにくい場合)事前に実現可能性を確認する必要がある場合です。Windows ユーザーの公式な導入経路は npm インストールです。
3 分で最初の試行を完了する
推奨されるメインの経路は公式の curl インストーラーです(ユーザーのホームディレクトリに書き込み、sudo 不要で、ガイド付きセットアップが起動します):
curl -fsSL https://get.cotal.ai | sh
インストール完了後、ローカル環境を起動します:
cotal up
cotal up はローカルの mesh、配信デーモン、マネージャーをバックグラウンドで起動します。その後、次の操作が可能です:
cotal spawn:ターミナルでエージェントを 1 つ開きます。cotal console:チーム(エージェント)の状況を確認します。
リスクの低い最初の観察アクションとしては cotal console を実行し、ローカルチームの状態を観察することです。リモートへの書き込み操作は発生しません。ローカルスタックを停止するには、公式コマンドは cotal down です。
副次的な方法(公式が明示しているもので、メインの入口と並列ではありません):Node 22.10+ が既にある場合や Windows の場合は、npm install -g cotal-ai を実行し、その後 cotal setup を実行します。セットアップの過程でスペース(space)が用意され、選択したアプリケーションの設定が行われ、default の persona が作成されます。設定を適用せず準備だけを行いたい場合は、cotal setup --configure-only を使えます。
注意:ガイド付きセットアップはローカル設定(スペース、アプリ設定、persona)を書き込みます。これはローカル状態への書き込みであり、読み取り専用の操作ではありません。
使用例
ケース 1:ローカルチームの状態を確認する。シナリオ:Cotal をインストールしたばかりで、ローカルの mesh が起動したことを確認したい。やり方:まず cotal up でバックグラウンドプロセスを起動し、次に cotal console を実行します。期待できる結果:現在のスペース内のチームメンバーの表示が見られます。これは検証範囲内で直接確認できる観察ステップです。
ケース 2:エージェントにチームメイトの協力を依頼させる。シナリオ:ターミナルで cotal spawn でエージェントを開いた後、新しいチームメイトを呼び込みたい。やり方:Cotal がエージェントに公開するツールには、cotal_spawn(チームメイトのリクエスト)のほか、cotal_describe と cotal_invoke(そのコネクタと認可の許す範囲内でサービスを発見・呼び出すコマンド契約)があります。期待できる結果:エージェントがこれらのツールを通じてチームメイトのリクエストやサービス契約の呼び出しを行います。具体的な出力の詳細は公式ドキュメントには列挙されておらず、確認できるのはこれらのツールの存在と起動方法までです。
使用上の境界
- 読み書きの性質:
cotal up/downはローカルのバックグラウンドプロセスを管理し、cotal setupはローカル設定(スペース、アプリ設定、persona)を書き込みます。cotal consoleは観察系の操作です。ローカルへの書き込みを「読み取り専用」と扱わないでください。 - 副作用と確認ポイント:CLI はデフォルトで利用テレメトリデータを送信します。これは公式に明示されている副作用で、起動前に
cotal telemetry offを実行すれば無効化できます。 - 認証情報と権限:エージェントの呼び出し能力は、そのコネクタと認可(grants)によって制限されます。認可のデフォルト範囲については公式に説明がなく、使用前に自身の環境で確認する必要があります。
- 未確認の情報:テレメトリの具体的なデータ内容、mesh のネットワーク公開範囲、
cotal_describe/cotal_invokeの具体的な戻り値フォーマットについては、いずれも公式ページに説明がなく、プライバシーとネットワークの境界について代わりに判断することはできません。 - 以上は独立したセキュリティ結論ではありません。あなたの環境に適するかどうかは、上記の既知の情報と未知の点を踏まえてご自身で判断してください。