MCP

CrossPaste でクリップボード履歴を助手に照会させる

このマシンの複数端末間でクリップボードを同期し、助手に貼り付け履歴を読ませたい人向け。先に Mac、Windows、Linux でリポジトリからデスクトップアプリをコンパイル実行し、同期は LAN のみでクラウドを通さない。

公式ソース · CrossPaste

インストール

git clone https://github.com/CrossPaste/crosspaste-desktop.git

誰向けか

複数のコンピュータ間で途切れなくコピー&ペーストし、同時に助手にこのマシンのペーストボード履歴を読ませたいなら、CrossPaste が合う。デスクトップアプリを端末横断の共通ペーストボードにし、内蔵 MCP サービスでペーストボード履歴を Claude などの助手へ露出する。

すでに Mac、Windows、Linux を使っている人に向く:公式はこれら三系統でUIが揃うと書いており、操作習慣を変えなくてよい。クリップボードをクラウドへ送りたくない人にも向く:同期は非対称暗号でエンドツーエンド保護し、構成は LAN のみ・クラウドサーバなし、データはローカル保存。

ブラウザで一度クリックして遠隔サービスへつなぎたいだけで、手元にローカルコンパイル環境が無いなら、確認できる範囲はここまで——公式の入口はリポジトリをクローンして Gradle で動かすことであり、別の完成済みインストーラ経路は無い。

3 分で最初の試行

公式経路は一本だけ:リポジトリからクローンし、リポジトリルートディレクトリでデスクトップアプリをコンパイル実行する。リポジトリ URL は単独行:

https://github.com/CrossPaste/crosspaste-desktop

前提:このマシンで git と Gradle ラッパースクリプトが使え、OS は Mac、Windows、Linux のいずれか。同期設計は LAN のみなので、端末は同一 LAN にあるべき。公式は公衆網中継を書いていない。

インストールと実行場所はクローンした crosspaste-desktop リポジトリのルートディレクトリ。先に公式のクローンコマンドを実行し、ディレクトリへ入って公式コマンドで起動する:

git clone https://github.com/CrossPaste/crosspaste-desktop.git
cd crosspaste-desktop
./gradlew app:run

低リスクな最初の動作:アプリが動いたら同じマシンで普通のテキストをコピーし、この内蔵 MCP サービスに既につながっている Claude にペーストボード履歴を読ませる。公式は「ペーストボード履歴を助手へ露出する」としか書いておらず、具体的なツール名、引数、設定断片は無い。したがって最初は履歴の読み取り専用確認であり、クリップボードへの書き込みや消去は仮定しない。

観察できる成功:./gradlew app:run がアプリを起動し、デスクトップUIが出る。その後助手が今コピーしたテキストを復唱できる。アプリが起きなければコンパイル実行で止め、未記載の起動方法へ切り替えない。

利用例

例一:さっきコピーした内容を助手に振り返らせる。内蔵 MCP サービスの役割はペーストボード履歴を Claude などの助手へ露出すること。接続済みのいずれかの端末で議事メモやコマンドをコピーし、最近の貼り付け記録を助手に尋ねる。公式はツール名も戻りフィールドも書いていないので、「履歴が見える」層だけ確認でき、ページング、検索、端末別フィルタは断言できない。

例二:スクリーンショットから文字を取り、このマシンを離れない。公式は内蔵 OCR がローカルで画像からテキストを抽出し、ネットワーク要求を出さず、スクリーンショットは端末を離れないと書く。スクリーンショットをペーストボードへコピーしたあと、アプリでローカル認識すればよい。OCR が MCP 経由で助手にも露出されるかは公式に無いので、「助手が直接画像を読む」を実証済み能力として書かない。

利用上の境界

同期範囲は LAN、サーバなし構成、ローカル保存と書き切られている。公衆網ローミングやクラウドバックアップは期待しない。暗号はデータを守る非対称エンドツーエンド暗号であり、公式は鍵預かり、多ユーザ共有、企業監査インタフェースを出していない。

OCR はローカル・ネットワーク呼び出しなしを強調するが、経路全体に境界が無い意味ではない:アプリはなおこのマシンのペーストボードを読み、トークン、パスワード、個人情報が入りうる。履歴を助手へ出すと、助手側もその内容を見る。

横断プラットフォームは Mac、Windows、Linux だけ。モバイル、ブラウザ拡張、遠隔の無UIホストは公式に無い。公式起動コマンドは ./gradlew app:run であり、事前ビルドインストーラ、システムパッケージマネージャ、Claude の一発設定は書いていない。欠けた手順は、書かれているコマンドで止める。