インストール
git clone https://github.com/panda-sandeep/dearagent && cd dearagent
npm install
npm run setupDearAgent は、Cloudflare Workers 上にセルフホストできる AI エージェント向けメール API です。メールは D1 に、添付ファイルは R2 に保存され、オープンソースの AgentMail 代替として位置づけられており、Worker 上の /mcp エンドポイントを通じてステートレスな Streamable HTTP MCP サーバーを公開します。
向いている人
- AI エージェントに本物の受信能力を持たせたい開発者向けです。典型的な流れは、受信箱の作成 → 検証メールの待機 → 検証リンクの読み取りです。
- 前提条件は明確です。Cloudflare アカウント、Cloudflare Email Routing 用の専用トップレベルドメイン、Node 20+ と
npx wrangler loginの実行が必要です。受信は無料で、送信時にのみ Workers Paid が必要です。 - API と MCP は同じ API_KEY を唯一の bearer トークンとして共有し、1 本の鍵が全権限を持ちます(シングルテナント)。細かい権限分離が必要なマルチユーザー用途には適しません。
- 向いていないケース:独自ドメインを持っていない、セルフホストのデプロイと運用責任を受け入れられない、またはマルチテナントの権限分離が必要なユーザー。公式の証拠で言及されていない側面(データ保持や削除ポリシーなど)は未知であり、各自で確認してください。
3 分で最初の試用を完了する
公式が推奨する唯一のメイン手順は、リポジトリをクローンして対話型セットアップスクリプトを実行することです。スクリプトは D1、R2、シークレット、Email Routing/Sending を自動で設定し、デプロイを完了させ、catch-all ルールを作成します:
git clone https://github.com/panda-sandeep/dearagent && cd dearagent
npm install
npm run setup
前提:npx wrangler login で Cloudflare にログイン済みで、ドメインが Email Routing で利用可能であること。スクリプトは必須の API_KEY の設定を案内します(npx wrangler secret put API_KEY でも設定可能)。この鍵は API と MCP の唯一の bearer トークンです。
初回の呼び出しには、低リスクの読み取り専用ツール list_inboxes を推奨します。MCP クライアントで Worker の /mcp エンドポイントを bearer 鍵付きで設定したうえで、list_inboxes を呼び出します。受信箱の一覧が返れば、デプロイと認証が成功しています。これはセルフホスト型サービスであり、リモートのサードパーティ管理の書き込みではないことに注意してください。create_inbox はあなた自身の D1 データベースに書き込みます。
メールの受信だけなら Workers Paid は不要です。send_message でメールを送信する準備ができた時点で、初めて Workers Paid が有効になっていることを確認してください。送信は実際に対外メールを発生させます(MCP レイヤーでは取り消せず、Email Sending の実際の挙動に応じて評価が必要です)。
ユースケース
ケース 1:エージェントにサインアップ検証を自動化させる。create_inbox で受信箱を作成し、そのアドレスを対象サイトの登録フォームに入力、wait_for_message で検証メールの到着を待ち、メール本文内の検証リンクを読み取ります。これは公式に記載された典型的な流れであり、ツールが返すのはあなたの自前サービス内の実際のメール内容です。
ケース 2:過去のメールを検索する。search_messages でキーワード検索したり、list_threads / get_thread でスレッドを確認、get_message で特定のメールを読み取り、get_attachment で添付ファイルを取得できます。これらは D1/R2 にある既存データを読み取るクエリ操作で、エージェントが以前受け取ったメールの調査に適しています。
その他のツール(send_message、reply_to_message、forward_message、list_webhooks、create_webhook など)は、証拠の中で利用可能なツールとして挙げられていますが、それぞれのパラメータの詳細は証拠に示されていないため、使用前にリポジトリの README を確認してください。
利用上の境界
- 読み書きの性質:
list_*、get_*、search_messages、wait_for_messageはクエリ系。create_inbox、create_webhook、send_message、reply_to_message、forward_messageはデータの書き込みまたは実際の送信アクションを発生させるため、呼び出し前に確認してください。 - 認証情報とデータ:単一の API_KEY で完全にアクセスできるため、厳重に管理してください。すべてのメールデータはあなた自身の Cloudflare D1/R2 に保存されます。
- 副作用:メール送信には Workers Paid が必要で、実際に送信されます。送信後の取り消しメカニズムは公式には言及されておらず、取り消し可能な操作と見なすことはできません。
- 未確認事項:メールの保持期間、削除ツール、プライバシー処理の詳細は公式の証拠に示されておらず、未確認のままです。リスクゼロを意味する結論にはなりません。