インストール
layerx install mcpこんな人に向いている
- Paxeer X Network エコシステムで agent 機能を組み込みたい開発者に向いています。このリポジトリは同ネットワークの monorepo で、Paxeer X チェーン(
paxd、Go、EVM chain ID 125)と LayerX カーネル(layerxd、C17、自律 agent 向けの決定論的な実行・記帳ドメイン)を含み、さらにservices/agent/crates/layerx-mcpにある MCP server や、Rust・Python・TypeScript の SDK が付属しています。 - ソースコードからビルドする開発環境をすでに整えられる人に向いています。公式に挙げられているツールチェーン要件は、Go 1.25.8(
go.mod)、カーネルに必要な C17 コンパイラ、Rust 1.91.1(rust-toolchain.toml)、Solidity 0.8.27 と Foundry、そして Node.js(npm workspaces)です。 - 独立した MCP パッケージをインストールするだけでローカルビルドをしないユーザーには向いていません。プリコンパイル済みバイナリやマネージドサービスに関する記述は、根拠資料には見当たりません。チェーン上へのデプロイや資産の保管などの操作については、公式が「ローカルで監査を通過してもこれらは許可されない」と明示しています。それ以外の具体的な権限境界については根拠資料に記載がありません。
3 分で最初の試行を完了する
- 前提:公式の要件に従ってツールチェーン(Go 1.25.8、C17 コンパイラ、Rust 1.91.1、Node.js など)を準備し、リポジトリをローカルにクローンしておきます。以下は公式 README が示す最も直接的な手順です。
- インストールと設定:リポジトリには
tools/platform/cli配下に開発者 CLI が用意されており、layerx install mcpで MCP トランスポートをインストールできます(別途layerx install a2aで A2A トランスポートをインストールすることもできますが、こちらは副次的な方法です)。このステップが公式推奨の設定の主経路です。 - 最初の低リスク検証:リポジトリのルートから
make layerxdとmake layerxctlを実行し、それぞれ LayerX カーネルのデーモンとその操作用 CLI をビルドします(make paxeer-buildは build/paxd をビルドします)。ビルドの出力が最初の成功サインです。 - 成功サイン:カーネルと CLI のビルド成果物が生成され、
layerx install mcpの完了後、MCP クライアントに LayerX の MCP server が現れること。注意:根拠資料には具体的な CLI サブコマンドの一覧やツール呼び出しの例は示されておらず、確認できるのは「トランスポートのインストール + ビルド成功」までです。それ以上の呼び出しの詳細はリポジトリ内のドキュメントを参照し、パラメータを推測で補わないでください。 - 注意点:上記はすべてローカル状態への書き込み(ビルド成果物、ローカル設定)であり、リモートへの書き込み操作ではありません。ただし「ゼロリスク」とみなすこともできません。ローカルの読み書きやネットワークアクセスなどのプライバシー境界については根拠資料に記載がありません。
ユースケース
- ケースその1:LayerX agent の MCP トランスポートをあなたの MCP クライアントに組み込む。
tools/platform/cliの CLI でlayerx install mcpを実行し、完了したら設定済みの MCP クライアントでその server とツール一覧が表示されるか確認します。根拠が裏付けるのは「トランスポートがインストールされ、server が現れる」までです。具体的なツール名やパラメータは、採取済みの根拠資料には公式からは列挙されていないため、リポジトリのドキュメントの実際の出力を基準にしてください。 - ケースその2:ローカル開発向けにカーネルと操作ツールチェーンをビルドする。リポジトリをクローンしたらルートから
make layerxdとmake layerxctlを実行し、LayerX カーネルのデーモンと操作用 CLI を得ます。チェーンノードもビルドしたい場合はmake paxeer-buildを実行してbuild/paxdを得ます。期待できる結果は、ビルドコマンドが対応するバイナリを正常に生成することです。実際のデプロイや資産に関わる操作はこの範囲に含まれません。
使用上の境界
- ビルドとローカル設定はローカル状態への書き込みです。
make public-audit(すなわちscripts/ci/public-repo-audit.sh)は変更のたびに通過必須のチェックですが、公式は「ローカルで監査を通過しても、コントラクトのデプロイ、保管資産の移転、実資産の処理などは許可されない」と明示しています。この種のリモート書き込み操作にはすべて追加の公式確認プロセスが必要で、そのプロセスの詳細は根拠資料には示されていません。 - 認証情報・ウォレット・API キーなどの設定要件は採取済みの根拠資料に記載がないため、最初の試行で機密情報を事前に提供しないでください。どうしても必要になった場合は公式ドキュメントを基準にしてください。
- 未確認の重要情報:MCP server が公開する具体的なツール一覧とパラメータ、実行ポート、クライアントの互換範囲、読み取り専用ツールのプライバシーとネットワークアクセスの境界は、いずれも根拠資料には現れていません。使用前にリポジトリのドキュメントで直接確認してください。
- readOnlyHint のような読み取り専用ツールは、仮に存在しても「書き込み操作を実行しない」ことを示すだけで、ネットワークに接続しない、ローカルデータを読まないことを意味しません。これを根拠に全体の安全性について結論を出すべきではありません。