スキル

gccli:Garmin Connect データのコマンドライン・agent クエリガイド

gccli は、ターミナルや agent クライアントから自分の Garmin Connect のアクティビティ・健康・体組成などのデータを直接照会し、JSON や plain/TSV の解析可能な出力をスクリプトに渡すのに最適です。利用前に Garmin SSO 認証が必須で、フォールバックのトークンファイルはソースコード組み込みの固定パスフレーズで暗号化されます。許容できるかどうかを確認してから始めてください。

公式ソース · gccli — A command-line interface for Garmin Connect

インストール

brew install bpauli/tap/gccli

どんな人に向いているか

gccli は Garmin Connect のコマンドラインツールで、公式には「高速でスクリプト向きの CLI」と位置付けられ、アクティビティ、ヘルスデータ、体組成、ワークアウト、コース、デバイス、ギア、ゴール、バッジにアクセスできます。向いているのは次のような人です:

  • ターミナルから自分の Garmin データを直接照会し、結果をスクリプトに渡したい人:公式は JSON と plain/TSV という 2 種類の解析可能な出力モードを提供し、スクリプトと自動化を明確に意識しています。
  • agent クライアント内で作業していて、agent にデータ照会を任せたい人:gccli はすぐに使える agent skill を同梱しており、公式説明では Claude Code、Codex、Hermes、OpenClaw などの AI agent クライアントを対象としています。
  • ワークアウトとヘルスデータを自動化フローに組み込みたい開発者。

不向きなケース、または先に確認すべきケース:

  • Garmin Connect アカウントがないと使えません:認証は Garmin SSO で行われ、これは必須の前提です。
  • Homebrew を使いたくない環境:公式が示すコピペ可能なインストールコマンドは Homebrew の 1 本だけです。ソースからビルドするには Go 1.26 以降が必要で、完全なビルド手順は公式リポジトリに示されていません。
  • クライアントのリストは公式の例示であって網羅ではありません。リスト外のクライアントとの互換性は明言されていないため、接続前にリポジトリのドキュメントを確認してください。

3 分で最初の 1 回を試す

推奨されるメイン経路は 1 本だけです:Homebrew でインストールし、Garmin SSO 認証を済ませ、その後 agent にクエリを実行させます。

前提:Garmin Connect アカウントを持っていること。Homebrew がインストール済みであること。初回認証時に認証情報がシステムの keyring に書き込まれることを理解していること(副作用は「利用の境界」を参照)。

ステップ 1、インストール:

brew install bpauli/tap/gccli

ステップ 2、認証。認証は Garmin SSO 経由で行われ、認証情報はシステムの keyring に保存されます。事前に知っておくべき詳細があります:公式が明確に説明している通り、gccli は各トークンファイルをソースコードに組み込まれた固定パスフレーズで暗号化します——つまり keyring が使えないときのフォールバック用トークンファイルであり、その暗号化パスフレーズはあなた専用の秘密ではありません。この保存方式を受け入れられるかどうか、初回認証の前に自分で判断してください。具体的なログインコマンドは公式ドキュメントに示されていないため、インストール後に gccli の内蔵ヘルプに従ってログインを完了します。

ステップ 3、agent をスキルに接続する。gccli 同梱の agent skill は skills/gccli/SKILL.md にあり、公式はすぐに使えるとしています。自分の使うクライアントへの接続手順は公式ドキュメントに示されていないため、各クライアントのドキュメントに従ってください。

ステップ 4、照会タスクを出す。agent に直接こう伝えます:「最近のランニングのアクティビティと今週の体組成データを出して」。この種のタスクは公式に列挙されたデータアクセス能力の範囲内です。照会の過程でローカルファイルに書き込むかどうかは公式に説明がなく未確認で、確認済みの書き込み副作用はトークンの保存のみです(「利用の境界」参照)。読み取り専用だと決めつけないでください。

ステップ 5、成功のサインを確認する:返ってくるのは JSON か plain/TSV の解析可能な出力で、そのまま貼り付けたりスクリプトに渡したりできます。構造化された出力が見えれば、連携は成功です。

活用例

ケース 1:ワークアウトと身体データのまとめ。

  • シナリオ:最近の運動記録と体重の変化を一度に眺めたい。Web 画面で 1 件ずつめくるのは避けたい。
  • 実行:gccli を接続した agent クライアントで「最近のワークアウトと体組成の記録を一覧して」と伝えます。
  • 流れ:agent が gccli 経由で、公式に確認済みの 2 つのデータカテゴリ(アクティビティと体組成)にアクセスします。
  • 期待できる結果:JSON か plain/TSV の解析可能な出力が得られ、スプレッドシートに貼ることもスクリプトに渡すこともできます。レコード単位のフィールド一覧は公式に示されていないため、実際の返却を正とします。

ケース 2:Garmin データを自動化スクリプトに組み込む。

  • シナリオ:デバイス・ギア・ゴール・バッジの状態を毎週まとめて、自分のトレーニング記録を作りたい。
  • 実行:既存のスクリプトや定期実行の agent タスクから gccli を呼び出し、出力を下流の処理に渡します。
  • 流れ:公式が強調する「スクリプト向き」という位置付けと、JSON・plain/TSV の出力モードを利用して既存フローに接続します。
  • 期待できる結果:機械可読な出力が安定して次の処理に進みます。具体的なサブコマンドとパラメータの一覧は公式に逐語では示されていないため、手を動かす前に gccli のヘルプ出力とリポジトリの説明を確認します。

利用の境界

  • ネットワークとアカウント:データは Garmin Connect のクラウドから来ます。認証も各クエリもネット接続と自分の Garmin アカウントが必要です。オフライン機能への言及は公式になく、未確認です。
  • 認証情報と書き込み副作用:初回認証は Garmin SSO 経由で、認証情報はシステムの keyring に書き込まれます。keyring が使えないときのフォールバック用トークンファイルは、ソースコード組み込みの固定パスフレーズで暗号化されます。トークン保存以外に、クエリが他のファイルへ書き込むかどうかは公式に説明がなく、未確認です。
  • 実行環境:ソースからビルドするには Go 1.26 以降が必要です。推奨メイン経路は Homebrew によるインストールで、ローカルビルドは不要です。その他の実行環境要件は記載がありません。
  • クライアントの前提:同梱の agent skill は Claude Code、Codex、Hermes、OpenClaw などの AI agent クライアントを対象とします。リスト外のクライアントとの互換性や、クライアントごとの接続手順が一致するかは、公式に個別には説明されていません。接続前に各クライアントのドキュメントを確認してください。
  • 明示的な制限:レート制限、エクスポート上限、利用規約レベルの制約には公式の言及がありません。大量・高頻度に使う前に公式リポジトリを確認してください。