スキル

MSP Skills:Claude Code で自然言語から PSA・RMM・バックアップ・M365 のデータを照会

複数の顧客を抱える MSP(マネージドサービスプロバイダー)のエンジニアが、Claude Code 上で自然言語によって PSA・RMM・バックアップ・M365 のデータを照会するのに最適です。接続した各システムは全文検索付きのローカル SQLite ミラーに同期され、照会は即時・オフラインで行えます。開始前に対応システムの資格情報を自前で用意する必要があり、資格情報は実行時に提供され、リポジトリには保存されません。

公式ソース · Servosity msp-skills

インストール

/plugin marketplace add https://github.com/servosity/msp-skills.git
/plugin install connect-tool@msp-skills

どんな人に向くか

この Skill は、複数の顧客を抱える MSP(マネージドサービスプロバイダー)のエンジニア向けです。日々の業務が PSA、RMM、バックアップ、M365 を中心に回っており、管理画面にひとつずつログインする代わりに、AI アシスタントに自然言語で代わりに調べさせたい人に合います。特に、複数の顧客を同時に担当し、各システムの状態をすばやく突き合わせる必要があるチームに適しており、単一の顧客相手でたまに 1 件調べる程度なら恩恵は限られます。公式の位置づけは、無料の MCP サーバーと Claude Code Skills のコレクションで、ローカルファーストを掲げ、「your data never leaves your network」(あなたのデータはネットワークの外に出ない)と主張しています。これは公式の言明であり、実際の境界はあなたの設定と使い方次第です。

向かないケース:対象システムのアクセス資格情報を入手できない(利用の前提は、資格情報を実行時に自分で提供することで、公式はリポジトリに何も保存しないと明言しています);データをクラウドの第三者にホスト・処理してほしい;環境上すべてのデータを一元保持するか、ローカルのデータベースファイルを禁止している;あるいは AI アシスタントが Claude Code プラグインも MCP もサポートしていない場合。各コネクタがどの製品とバージョンをサポートするかは公式説明に記載がなく、未確認です。選定前にリポジトリで確認してください。

3 分で最初の試行

推奨される主経路は 1 つだけです。動作する Claude Code の中で、プラグインマーケットプレイス経由でインストールします。前提:照会したいシステム(PSA、RMM、バックアップ、M365 のいずれか)にログイン可能なアカウントがあること。資格情報は実行時に自分で提供する必要があります。セッションで順に実行します:

/plugin marketplace add https://github.com/servosity/msp-skills.git
/plugin install connect-tool@msp-skills

両方のコマンドが完了したら、インストールは完了です。次にシステムを接続して同期します。ここでは対象システムの資格情報の提供が必要です。具体的な設定コマンドは公式説明に示されておらず未確認のため、ここから先は公式リポジトリの当該ページの説明に従い、資格情報を入力する前に、やり取りの相手がこのツールであることを確認してください。

1 つのシステムを接続したら、最初のタスクは読み取り専用の検索がおすすめです。自然言語で AI アシスタントに、ローカルミラーの中から情報を 1 件探させます。たとえば、ある顧客の直近のバックアップ状況をまとめるようなものです。同期が完了する前の照会はデータソースを欠くため、正常な挙動です。公式のワークフローによれば、接続済みの各システムは全文検索付きのローカル SQLite ミラーに同期され、顧客横断・エンジン横断の質問が 1 回のローカルクエリになります。即時で、オフラインでも動き、AI が見るのは生データではなく答えです。成功のサイン:回答が外部 API のリアルタイム呼び出しではなくローカルミラーから得られること。接続や資格情報の不足を示すメッセージが出たら、まず接続を済ませてから再試行してください。

公式はさらに、各インストーラーが CLI と MCP サーバーを同時にインストールすると述べています。Skill 形態は Claude Code と Codex 用、サーバー形態は Claude Desktop、ChatGPT、Cursor などのクライアント用です。このインストーラーの具体的なコマンドは公式説明に示されていないため、ここでは掘り下げません。

ユースケース

ケース 1:顧客を横断した一括検索。シーン:「どの顧客のバックアップ状態が異常か」といった顧客横断の問題を調査する場面。従来は管理画面にひとつずつログインする必要がありました。開始:Claude Code で自然言語で AI アシスタントに質問し、調べたい顧客と対象を明記します。実行されるのは、ローカル SQLite ミラーに対する 1 回の全文検索クエリです。期待できる結果:公式の説明によれば、照会は即時で、オフラインでも機能し、AI は生データではなく答えを得ます。前提は、対象のシステムが接続・同期済みであることです。質問時に顧客名と照会対象を明確に書くほど、回答はより的を絞ったものになります。結果が管理画面の実際のデータと一致しない場合は、管理画面を正として再確認してください。

ケース 2:1 回のインストールを複数クライアントで使い回す。シーン:同僚が Claude Desktop や Cursor といったクライアントを好み、インストールと設定を繰り返したくない場合。開始:1 回のインストールで CLI と MCP サーバーの両方がすでに得られているため、MCP 対応クライアントで接続して同じ質問を投げます。結果:同じローカルミラーのワークフローが、別のクライアントでもそのまま使えます。各クライアントの具体的な接続手順は公式説明に示されておらず、確認できるのは「1 回のインストールで 2 つの形態が提供される」までです。

利用の境界

  • 資格情報:実行時に自分で提供します。公式は「Nothing is stored in this repo」と明言しています。資格情報は機密情報のため、公式ツールの画面でのみ入力し、入力前にやり取りの相手を確認してください。
  • ローカルとネットワーク:同期は、接続したシステムのデータをローカルの SQLite ミラーに書き込みます。これは公式が明示する保存方法で、同期時にはあなたの資格情報を使って対応するオンラインシステムへアクセスします。ミラーファイルは自分のマシンに保存されますが、その具体的な場所は公式説明に示されておらず、未確認です。「あなたのデータはネットワークの外に出ない」は公式の主張であり、独立した検証は確認できていないため、セキュリティ上の結論としては扱いません。
  • クライアントの前提:公式は Claude、ChatGPT、Codex、Cursor、Windsurf、および MCP を話せる任意の AI アシスタントを挙げています。このリストは、他のクライアントが使えないことを意味しません。リストにないクライアントが使えるかは未確認のため、選ぶ前に自分のクライアントの接続形態を確認してください。
  • 未確認の情報:コネクタの一覧、各ツールがサポートする製品とバージョン、資格情報の設定とインストーラーの具体的なコマンド、各クライアントの接続手順は、いずれも公式説明には現れません。利用前に、リポジトリの当該ページの説明を正としてください。