インストール
https://github.com/Natively-AI-assistant/natively-cluely-ai-assistant/releases対象ユーザー
会話の最中に答えが欲しくて、後から整理するのではなくその場で得たい——こうした用途なら、このツールは「リアルタイム同行」型に分類されます。用途ははっきりしていて、求職面接での技術Q&A、営業提案や顧客同席時の即答、教室や会議の席での記録です。バックグラウンドで動くコマンドラインツールではなく、macOS のデスクトップクライアントで、界面も macOS の使い方に沿って設計されています。核心的なカタチは、現在の画面の上に浮いていて、いつでも質問できる一層の AI です(プロジェクトのページは live coding assistant、screen overlay AI、invisible AI assistant を並列に並べて説明しています)。
その価値は、あなたが普段何をしているかによります。メールやドキュメントでの非同期コミュニケーションが中心なら、得られる増分は限定的です。毎日ビデオ会議、ペアプログラミング、顧客の現場にいるなら、答えを待つ時間をかなり短縮でき、後から何を聞いていたかを思い出さなくて済む手間も省けます。
選ぶ前に二点確認してください。一つはライセンスの性質。ページは、個人・非商用利用なら $0、ソースは可視(source available)とし、「データの漏洩は起きない」ことを対外的なメッセージとして掲げています。利用が商用側に及ぶなら、これは無料ではなく、別途ライセンス経路を探す必要があります。もう一つは動作プラットフォーム。現時点で確認できる証拠は macOS のデスクトップクライアントのみで、他のシステムについては何も説明がありません。
3 分で最初の試行を終わらせる
推奨される手順はただ一つ、プロジェクトの GitHub の Releases ページです。ページが明示しているデスクトップ版のダウンロード入口がこれです。
https://github.com/Natively-AI-assistant/natively-cluely-ai-assistant/releases
前提条件は、macOS のマシン、そして用途が個人または非商用の範囲であること。対応するデスクトップパッケージをダウンロードし、システムの指示どおりに開いてから、画面録画とマイク収録の許可を求められます。この 2 つの許可そのものが「収録を開始する」という操作なので、プロジェクトがローカル実行を強調していても、初回はプライバシーへの影響を確認したうえで許可してください。
インストール先:ページでダウンロードできるものはデスクトップ版のビルドで、インストールするとローカルに Natively クライアントが入ります。より具体的なインストール手順(パッケージ形式、アプリケーションフォルダへ移動する必要があるかなど)は記載されていないので、システムのインストール手順に従って進めてください。
最初の低リスクなタスクをひとつ試す:起動したら、まずインビジブルモードはオフのままに、実際の会議で試すのは避けてください。機微な情報を含まない普通のウィンドウを1つ開き、オーバーレイに読み取り専用の無害な質問を入力します。たとえば「いま開いているウィンドウを一文でまとめて」のようなものです。答えはオーバーレイ上に留めておいてください。成功のサインは、その一文がオーバーレイ内に表示され、元のウィンドウが隠れたり書き換えられたりしないことです。
そのあと、挙動を変える機能は1つずつ有効にしてください:マイク入力(記録の開始)、録画、インビジブルモード。1つごとに自分で確認してから有効化し、録音やプライバシーに関わるトグルを一度に全部オンにしないでください。
ユースケース
ケース1:面接や営業提案の場面でのリアルタイム回答。画面のオーバーレイに現在の画面を読ませ、その画面内の課題、コード、デザイン稿について質問します。ページはこの機能を live coding assistant、real-time coding help と説明しています。よく合うのは、候補者がコードを書きながらヒントが要る場合や、営業担当者が顧客を待たせる間に技術的な問いをそのまま分解して説明したい場合です。証拠の限界:ページが示しているのは機能の説明と並列キーワードだけで、具体的な入口の位置、ショートカットの組み合わせ、質問ボックスの挙動の細部は書かれていないため、そこはクライアントで自分で確認する必要があります。
ケース2:Visual Answers でシステム設計をそのまま描画する。システムアーキテクチャについて議論する時に Visual Answers を頼むと、システム設計が図として描画されます。文字が返るだけではなく、話しながら見ながら確認できます。よく合うのはシステム設計の面接や、方針のすり合わせの場面です。証拠の限界:ページは自動でシステム設計を描画すると明記していますが、対応する図形の種類、書き出し可否、描画結果の編集方法については説明していません。
2つのケースに共通するのは、先に資料をまとめておく必要がないことです。オーバーレイが見ているのはその時点のこの画面であり、質問をいただければ答えは目の前に落ちます。
使用上の制約
- 無料とライセンス:$0 は個人・非商用利用が対象です。ソースは可視ですが標準的なオープンソースライセンスではなく、商用利用は含まれません。
- プラットフォーム:証拠があるのは macOS クライアントだけで、Windows と Linux についての説明はありません。
- インビジブルモード:ページは、これは比較したツールの中でもっとも高度な秘匿だと述べています。目的はオーバーレイに気づかれないようにすることですが、他人の面接や会議で使うと、相手が知らないまま応答されることになります。最初の一回については、可視のオーバーレイだけを使うことを勧めます。
- キャプチャと記録:会議アシスタント、議事録、録画は、いずれもマイクと画面の内容を読み取ることを意味します。ローカル実行によって外部に送られるリスクは下がりますが、記録自体がないわけではありません。他人の会議で使う前に必ず同意を得てください。
- 情報の抜け:BYOK とローカル RAG はプロジェクトの説明に登場しますが、設定の入口と利用できるモデルの範囲は記載されていません。最初の一回で画面キャプチャが異常なときは、まずシステム設定の権限項目を調べてください。