インストール
npx skills add https://github.com/mvschwarz/openrig/tree/v0.7.0/skills/rigs --skill rigs --agent claude-code誰に向いているか
OpenRig は、複数のコーディング agent を固定チームとして編成したい開発者向けです。rig はあなたの harness を包み、YAML で agent チームを定義し、1 コマンドで起動します。最も際立った能力は、同じ rig の中で Claude Code と Codex を同時に動かし、1 つのシステムとして一括管理できることです。価値の中心は「チーム」です。複数のターミナルウィンドウでそれぞれの agent を個別に世話するよりも、メンバーを 1 つの YAML に書き、1 つのコマンドと統一された起動準備チェックに任せるほうが筋がよい。
始める前に環境を確認し、4 項目すべてが揃ってから進みます。Node.js 22 または 24(Apple silicon では 22)、tmux、macOS または Linux(Windows は WSL2)、そしてサインイン済みの Claude Code または Codex。1 つでも欠けていれば先に整えましょう。それだけでこの後の大半のエラーを避けられます。他の agent しか使わない、Windows ネイティブ環境にとどまる、別の Node バージョンを使う、という場合、公式は対応状況を説明していません。まず未確認として扱ってください。
逆に、次の 3 つのケースではまだ使わないでください。GUI しか使わず設定ファイルを書きたくないユーザー。Windows ネイティブ環境(WSL2 以外)で直接実行する必要があるユーザー。Claude Code と Codex 以外のクライアントと組み合わせたいユーザー。公式の説明はこれらの用法をカバーしていません。言い換えれば、ふだん 1 つのクライアントしか実行せず、一括起動も必要としないなら、rig のチーム構造がもたらす利益は限定的です。
3 分で最初の 1 回を完了する
推奨されるメインパスは 1 本だけです。公式のコマンドで rigs skill を Claude Code にインストールします。前節の環境が整っていることが前提です。ターミナルで実行します:
npx skills add https://github.com/mvschwarz/openrig/tree/v0.7.0/skills/rigs --skill rigs --agent claude-code
コマンド内の v0.7.0 は公式ページに示された固定バージョンパスで、そのままコピーします。インストールが済んだら、YAML で agent チームの定義を書きます。順序は、skill のインストール、YAML の作成、必要に応じた初期化(rig setup)、起動(rig up)です。公式はチームが YAML で定義され 1 コマンドで起動されるとしか説明しておらず、フィールド・例・ファイルの場所は示されていません。設定の詳細はインストール後の skill 同梱の説明を正とし、推測で書かないでください。
次は初期化です。rig setup を実行する前に、副作用を把握しておきます。~/.tmux.conf に OpenRig ブロックを追記する。macOS では Homebrew 経由で tmux をインストールできる。--no-herdr を渡さない限り Herdr もインストールされる。これが実行前の確認ポイントです。Herdr を入れたくなければ --no-herdr を付けて実行します。
最後に起動です。rig up を実行すると、tmux セッション・各 harness・起動ファイルが立ち上がり、起動準備チェックが実行されます。観察できる成功のサインは次のとおりです。tmux にチームに対応するセッションが現れる。各 harness が起動する。起動準備チェックが項目ごとに結果を示す。tmux にセッションがない、または起動準備チェックがエラーを出した場合は、まず環境リストに戻って Node のバージョンと tmux を確認します。rig up がファイルを変更したりネットワークにアクセスしたりするかは公式に説明がなく、未確認です。この時点でまだどのメンバーも実際のタスクを実行していません。起動が正常であることを確認してから、本当の仕事を任せましょう。
使用例
事例 1:Claude Code と Codex を同じチームで協働させる。状況:2 つのクライアントを両方使っており、1 つの管理されたシステムに収めたい。方法:rigs skill をインストールしたら、チームの YAML に両方の harness を定義し、rig up を実行します。期待できる結果:両者が 1 つのシステムとして起動され、tmux にそれぞれのセッションが現れ、起動準備チェックが項目ごとに結果を示し、2 つのメンバーが tmux 内で見えるので比較しやすくなります。
事例 2:毎日の開発準備を 1 コマンドにまとめる。状況:tmux を手動で開いてメンバーを一つずつ立ち上げるのを繰り返したくない。方法:チームの YAML を定義したら、毎日の開発開始時に rig up を実行し、tmux セッション・harness・起動ファイル・起動準備チェックを任せます。期待できる結果:繰り返しの準備作業が 1 コマンドに圧縮され、起動準備チェックの結果がチームの準備状態を直接教えてくれます。
2 つの事例はつなげて進められます。まず事例 1 で編成自体が可能だと確認し、次にそれを事例 2 のような日々の定番入口にします。どちらの事例も公式の説明がカバーする範囲で止まっています。チームメンバーが起動後にどう分担し、どんなタスクを実行するかについて公式の例はなく、ここで創作はしません。
使用の境界
- 環境とクライアント:公式に列挙されているのは Node.js 22 または 24(Apple silicon は 22)、tmux、macOS/Linux(WSL2)、サインイン済みの Claude Code または Codex のみ。他のクライアント、Windows ネイティブ環境、他の Node バージョンはいずれも未確認です。
- インストール面とバージョン:インストールは npx skills add で行われ、公式コマンドは --agent claude-code に明示的に固定されています。プラグインマーケットや他クライアント向けの同等のインストール方法は公式に示されておらず、独自に類推しないでください。インストールパスは v0.7.0 に固定されており、アップグレード方法の説明はありません。
- 副作用と確認ポイント:rig setup は ~/.tmux.conf に OpenRig ブロックを追記し、Homebrew 経由で tmux をインストールする可能性があり、--no-herdr を渡さない限り Herdr をインストールします。実行前にこれらの変更を受け入れるか確認してください。
- チーム定義:YAML の具体的なフィールド・例・ファイルの場所は公式の説明になく、推測で設定を書かないでください。
- 起動準備チェック:rig up が実行しますが、チェックの具体的な項目と失敗時の動作は公式に説明がありません。コマンド出力を正とし、自動リトライやロールバックを仮定しないでください。
- タスクの動作:OpenRig が担うのはチーム編成です。公式の説明はテキストの書き換えやユーザーファイルの変更には触れていません。メンバー agent 実行時のファイル・コマンド・ネットワークの挙動は選んだクライアント次第であり、本稿では追加のセキュリティ上の結論を出しません。
- 未確認事項:ライセンスと価格、アンインストール方法、rig up の終了とクリーンアップの挙動、1 つの rig が収容できるメンバー数の上限。いずれも公式の説明では見つかりませんでした。